PHPバージョンについて
機能概要
SPIRAL ver.2で提供するPHPバージョンについて説明します。
提供中のPHPバージョン
SPIRAL ver.2では利用できるPHPバージョンについてそれぞれ提供期間を設けています。
サポートが終了した古いバージョンについては順次提供を終了するとともに、最新バージョンをご利用いただけるよう環境を整備し、随時提供していきます。
バージョン | 提供開始 | 提供終了 |
---|---|---|
PHP 7.4 | 2021年11月 | 2030年4月(予定) |
PHP 8.1(推奨) | 2023年10月 | 2032年4月(予定) |
提供開始
新しいPHPバージョンの利用準備が完了次第、提供開始いたします。
提供開始後は、最新バージョンへの移行をお勧めいたします。
移行先のPHPバージョンに使用不可関数やクラス等が含まれていないか、
構文チェックする場合は、アプリのPHP互換性チェック、サイトのPHP互換性チェックからご確認ください。
終了1年前
提供終了日の1年前までに当社よりその旨のご案内をいたします。
終了予定のPHPバージョンをご利用の場合は、最新バージョンへの移行をご検討ください。
提供終了
当社からのご案内をもって、提供を終了します。
実行バージョンの種類
SPIRAL ver.2では指定可能なPHPの実行バージョンとして以下の3種類があります。
実行バージョン | 説明 |
---|---|
システムデフォルトバージョン |
実行バージョンにシステムデフォルトバージョンを指定した場合、当社が推奨するバージョンが適用されます。 現在の推奨バージョンは「PHP 8.1」です。 |
アプリデフォルトバージョン サイトデフォルトバージョン |
アプリのPHP実行アクションやページのPHPバージョンで、アプリデフォルトバージョン/サイトデフォルトバージョンを指定する際、アプリ管理/サイト管理の基本設定で適用するPHPバージョンが適用されます。 |
提供中のPHPバージョン | 提供中のPHPバージョンを選択した場合、選択したPHPバージョンが個別適用されます。 PHPプログラム(PHP実行/ページ)で個別に指定しているバージョンとアプリデフォルトバージョン/サイトのデフォルトバージョンの指定が異なる場合、PHPプログラムで指定しているバージョンが優先されて適用されます。 指定しているPHPバージョンが提供終了した場合、当社が推奨するバージョンが適用されます。 |
実行バージョンはサイトごと、アプリごと、PHPプログラム(PHP実行/ページ)ごとに指定ができます。
※ver.2.26までに作成した設定物には「PHP 7.4」が指定されています。
機能名 | 選択可能な実行バージョン |
設定単位 |
---|---|---|
アプリデフォルト (アプリ管理の基本設定) |
システムデフォルトバージョン |
アプリ |
PHP実行 (アプリ管理のPHP実行アクション) |
アプリデフォルトを使用 |
PHPプログラム |
サイトデフォルト (サイト管理の基本設定) |
システムデフォルトバージョン 提供中のPHPバージョン ※サイトの新規作成時は「システムデフォルト」が指定されています。 |
サイト |
ページ (サイト管理のページ、認証エリアのページ) |
サイトデフォルトを使用 提供中の各PHPバージョン ※ページの新規作成時は「サイトデフォルトを使用」が指定されます。 |
ページ |
注意事項
・アプリのPHPモジュール/サイトのPHPモジュールではPHPプログラムごとにバージョンを設定することはできません。
PHPモジュールの呼び出し先の各機能で指定されたバージョンで実行されます。
・アプリデフォルト、PHP実行アクションのPHPバージョンを変更した場合、即時反映されます。
・サイトデフォルト、ページのPHPバージョンを変更した場合、本番環境に適用させるためにはリリースが必要です。
UI:アプリデフォルトバージョン設定
アプリ管理の左メニューから「基本設定」をクリックし、「PHPバージョン」の鉛筆マークのアイコンをクリックします。
実行バージョンを選択します。
UI:PHP実行のバージョン設定
PHP実行アクション作成/編集モーダルを開き、「PHPバージョン」から実行バージョンを選択します。
UI:サイトデフォルトバージョン設定
サイト管理の左メニューから「基本設定」をクリックし、「PHPバージョン」の鉛筆マークのアイコンをクリックします。
「PHPバージョン」から実行バージョンを選択します。
UI:ページのバージョン設定
ページの場合、サイト管理の左メニューからテスト環境の「ページ」をクリックし、PHPタブを開き「PHPバージョン」から実行バージョンを選択します。
認証エリア内のページの場合、認証エリア内の該当ページのPHPタブを開き「PHPバージョン」から実行バージョンを選択します。