

【アップデート情報】ver.2.37(実施中止)
2025年04月23日
2025年5月13日実施予定のver.2.37アップデートに関する主な内容は以下になります。
※2025年5月13日に実施予定だったver.2.37アップデートについて、メンテナンス中に問題が発生したため、メンテナンスを中止いたしました。
今後のリリース対応時期について、決定次第改めてご案内させていただきます。
何卒ご了承ください。(2025年5月13日追記)
機能追加・改善
【サイト】
認証レコード値挿入における出力形式のソースフォーマット改善
認証レコード値挿入で、作成日時と最終更新日時の表示形式を.format()で出力できるように改善します。
この改善により、今までテキスト形式でのみ日付情報が出力されていたところを日付形式で出力できるようになり、PHPのDate関数と登録日時/最終更新日時の値を比較による「現在日時と作成日時を比較して、経過日数に応じて表示するコンテンツを出し分けする」といった制御が実現可能になります。
※今回は作成日時と最終更新日時のみですが、日付、月日、時刻フィールドについても今後のアップデートで同様の改善がされる予定です。
■設定例
・アップデート後の認証レコード値挿入における作成日時のデフォルトソース
デフォルトでは「2025-05-13 12:00:00」と表示されます
<span th:text="${siteClient.record[_createdAt]?.format('yyyy-MM-dd HH:mm:ss')}">2000/01/01 12:00:00</span>
表示形式を「2025年5月13日 12時00分00秒」といった表示形式に修正したい場合は、以下のようにソース編集を行います。
<spanth:text="${siteClient.record[_createdAt]?.format('yyyy年MM月dd日 HH時mm分ss秒')}">2000/01/01 12:00:00</span>
【DB】
セレクト/マルチセレクトフィールドにおける抽出条件拡張(ラベル名による抽出条件指定対応)
APIの抽出条件、高度な条件抽出でセレクト、マルチセレクトフィールドのラベルを指定する際、ラベル名でも抽出ができるように改善します。
この改善により、高度な抽出条件でユーザが条件設定をしやすくなる他、APIでセレクトフィールドとマルチセレクトフィールドのデータを外部と連携する時に連携がしやすくなります。
※抽出条件を指定する際、ラベル名とラベルID混合での抽出も可能です。
・指定方法の例
@select = '|東京|'
@multiselect = MULTISELECT('|東京|', '|大阪|')
@multiselect = MULTISELECT('|東京|', '2')
【API】
APIリファレンスの記載内容の改善
APIのリファレンスの内容において、以下の内容を追加します。
また、追加される内容に合わせてサンプルも修正します。
・追加内容
-マルチセレクトフィールドを利用したwhere条件の指定方法。
-レコード一覧取得API>where>条件式に半角スペースが含まれる場合はエンコードが必要である点。
-whereにセレクトフィールドやマルチセレクトフィールドの存在しないラベルIDを指定すると400エラーを返す。
仕様変更
【抽出条件設定】
・セレクト/マルチセレクトフィールドで存在しないラベルIDを抽出条件に指定した場合のレスポンスの仕様変更
高度な抽出条件設定及びAPIのwhere条件で、セレクト/マルチセレクトフィールドの存在しないラベルIDを指定した場合、エラーを返すように仕様変更します。
従来は正常終了し、該当レコードなしとしていましたが、この仕様変更によりユーザが誤った条件設定をしていることに気づきやすくなります。
また、仕様変更にあたり、セレクト/マルチセレクトフィールドで存在しないラベルIDを抽出条件に指定した場合、操作画面及びAPIの挙動について以下のように変更されます。
・操作画面:高度な抽出条件の検索画面において、存在しないラベルIDを指定されたエラーメッセージが表示されます。
・API:ステータスコードを400(Bad Request)でレスポンスします。
不具合修正
メール配信
・アプリ利用画面>メール配信の配信設定で、既存のクリックカウント設定を編集する際に変更内容は反映されるものの、メール設定の保存ができないことがある不具合を修正します。
・メールアクションの「有効化」ボタンを押下した時やメールアクション詳細画面を開いた際に、存在している差出人ドメインが設定されていても、「存在しない差出人ドメイン」である旨のモーダルが表示されてしまうことがある不具合を修正します。
・メール配信ログにおいて、モーダル上では配信ログファイル生成から15分後までがダウンロード可能期間として表示されていた不具合を修正します。今後はファイル生成から24時間までダウンロードできるようにします。
サイト
・ソース設定において、th:each や th:withを2回経由するような連想配列の文字列を保存しようとした時に、未定義のエラーが表示されて保存ができない不具合を修正します。
アカウント管理
・レコード操作履歴「指定レコード操作履歴」を表示させる際に「Loading...」のままで履歴が表示されないことがある不具合を修正します。