
【アップデート情報】ver.2.39(2025年9月9日実施予定)
2025年08月22日
2025年9月9日実施予定のver.2.39アップデートに関する主な内容は以下になります。
機能追加・改善
【サイト】
ページ / 認証エリア内の特定フィールド値の表示フォーマット改善
ページ / 認証エリア内で表示する電話番号 / 日付 /月日 /時刻フィールドにおいて、ページごとに任意の表示形式に設定変更できる機能を提供します。
ページの設定タブに新しく「フィールドフォーマット」というタブが追加され、出力する表示形式を設定できるようになります。
アップデート後、既存設定には適用されませんが、新規に作成や更新したページから適用されます。
デフォルトに記載している出力形式がフィールドフォーマットタブでデフォルトで選択されている形式です。
フィールドごとに選択できる出力形式
出力形式 | 出力フォーマット | デフォルト |
---|---|---|
電話番号 |
日本国内形式(03-1234-5678) 国際形式(ハイフンあり)(+81 3-1234-5678) 国際形式(ハイフンなし)(+81312345678) |
日本国内形式(03-1234-5678) |
日付 |
yyyy/MM/dd yyyy-MM-dd yyyy/MM yyyy-MM dd/MM/yyyy dd-MM-yyyy MM/dd MM-dd yyyy年MM月dd日 yyyy年MM月 MM月dd日 |
yyyy/MM/dd |
月日 |
MM/dd MM-dd |
MM/dd |
時間 |
HH:mm:ss HH:mm HH時mm分ss秒 HH時mm分 |
HH:mm:ss |
【API】
HTML開封チェック / クリックカウントログのAPI提供
メール配信におけるHTML開封チェック / クリックカウントログを取得するAPIを提供します。
- クリックカウントログ一覧取得API( v1/apps/{appId}/clickCountLogs )
- HTMLメール開封チェックログ一覧取得API( v1/apps/{appId}/openCountLogs )
詳細はベータ版APIリファレンスを参照してください。
【メール】
配信ログ反映スピード向上
メール配信を行なった際の配信ログの反映スピードを改善します。
仕様変更
【サイト】
レコード値挿入のデフォルトソース変更
・認証レコード値
デフォルトソース変更差分
【変更前】
<span th:text="${siteClient.record[xx]}">+81 03-1234-5678</span>
【変更後】
<span th:text="${siteClient.record[xx]?.format()}">+81 03-1234-5678</span>
・クエリパラメータ認証レコード値
デフォルトソース変更差分
【変更前】
【変更後】
<span class="sp-form-embedded" th:text="${dbs[xxxxxx] != null} ? (${dbs[xxxxxx].record[xx]?.format()} ?: '値なし')">+81 03-1234-5678</span>
・完了ステップ画面の挿入レコード値
デフォルトソース変更差分
【変更前】
<span th:text="${record[xx]">+81 03-1234-5678</span>
【変更後】
<span th:text="${record[xx]?.format()}">+81 03-1234-5678</span>
・レコードリストのリストデータ要素
デフォルトソース変更差分
【変更前】
<span th:text="${record['fxxx']">+81 03-1234-5678</span>
【変更後】
<span th:text="${record['fxxx']?.format()}">+81 03-1234-5678</span>
※デフォルトソースでは電話番号フィールドのみ?.format()が追加され、日付・月日・時刻フィールドは .format('xxxxx')から.format()に変更となります。
・レコードアイテムの挿入レコード値
デフォルトソース変更差分
【変更前】
<span class="sp-record-item-embedded" th:text="${record['fxx']">+81 03-1234-5678</span>
【変更後】
<span class="sp-record-item-embedded" th:text="${record['fxx']?.format()}">+81 03-1234-5678</span>
※デフォルトソースでは電話番号フィールドのみ?.format()が追加され、日付・月日・時刻フィールドは .format('xxxxx')から.format()に変更となります。
また、?.format()を追加した場合は、ページの設定タブにある「フィールドフォーマット」で設定した出力形式に紐づく値で表示されますが、
ソース設定で?.format('yyyy/MM/dd')のように個別で出力形式を指定している場合、個別指定した出力形式を優先して値を表示します。
※注意点
1.アップデート前に作成したビジュアル設定のページやブロックを再保存、もしくはソース設定に変換すると、新しいデフォルトソースが適用されます。
2.アップデート前に作成したソース設定のページやブロックにはアップデート後に新しいデフォルトソースが自動的に追加されません。ユーザ自身で追加してください。
3.アップデート前に作成したページやブロックであっても、新しくフィールドを挿入するとデフォルトソースに新しいフォーマットが含まれます。
【アプリ】
アプリ削除に関する仕様変更
アプリ内に1つでもDBが存在する場合、当該アプリは削除できない仕様に変更いたします。
これまでは、アプリ内のDBがサイトや他の設定に依存している場合でも、アプリごとに削除できましたが、意図せず依存関係のある設定も削除してしまう可能性があるため、これを防止する目的で仕様を変更いたします。
【メール】
配信したメールアドレスと返却されたエラーアドレスが異なる場合の配信エラーに関する仕様変更
メール配信において、従来は、レコードに登録されているエイリアスアドレスと返却されたエラーアドレスが異なる配信エラーが起きると、配信エラーログ上に配信エラーアドレスが反映されませんでしたが、今後はレコードに登録されているエイリアスアドレスなどに送信し、返却されたエラーアドレスが異なるアドレスであることをサービスが特定できた場合、配信ログ上のエラーアドレスは、レコードに登録されているエイリアスアドレスとして反映し、返却された異なるエラーアドレスは、アカウント管理画面の配信エラーに反映する仕様に変更いたします。
【API】
APIリファレンスの表記変更
各APIのエンドポイントの表記で同じ意味で複数の文言が使用されている状態のため、表記揺れを統一します。具体的には以下の2点の表記を統一します。
1.パスパラメータに含まれるId表記は、{app} , {appId} のように末尾に Id を付ける場合と付けない場合が混在していますが、{appId} のようにIdをつける表記に統一します。
2.各APIのレスポンスボディupdatedByの説明が「更新者」と「作成者」が混在していますが、「更新者」に表記を統一します。
不具合修正
アカウント管理
・利用状況 > ファイルストレージの表示において、ストレージの値が負の値になってしまう場合がある不具合を修正します。
アプリ管理
・アプリの管理権限を持っているにも関わらず、セレクト / マルチセレクトフィールドのラベルを削除して保存すると、エラーが発生する場合がある不具合を修正します。
抽出条件
・条件抽出(高度)を用いた条件式や計算式の記法で文法エラーがあった際に、エラーが表示されない場合がある不具合を修正します。
サイト管理
・カスタムAPIにて、「Access-Control-Allow-Origin」欄に許可するURLを設定時、URLの最後を / にしてもエラーとならず保存できてしまう不具合を修正します。
メール配信
・DBトリガ > 削除トリガのメールアクションにおいて、差出人名を半角スペースのみで設定すると、メールが送信されない不具合を修正します。
API
・数値フィールドに不正な形式でリクエストを行うと、フォーマットエラーではなく未定義のエラーがでる場合がある不具合を修正します。