
ダウンロードデータをエクセルで開く際に自動変換されないようにしたい
概要
DBからダウンロードしたデータをExcelで開くと問い合わせIDの先頭の0が消えてしまったり、電話番号フィールドや日付フィールドなどが登録データとは異なる書式で表示されることがあります。
フィールドのデータが意図した書式で表示されない場合、ダウンロードデータを開く際にテキストファイルウィザードで当該フィールドの値に適した書式を指定すると意図した書式で表示することができます。
※Microsoft®Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※下記の例ではExcel上で表示されない「問合せID」の先頭の0を表示する手順を案内しています。
手順
1.Excelを立ち上げて「ファイル」メニューを選択します。
2.表示された画面より「開く>参照」メニューを選択します。
3.開くファイルを選択します。ファイルの形式で「すべてのファイル」を選択するとテキストファイル等が選択できるようになります。
開きたいファイルを選択後、「開く」をクリックします。
4.「テキストファイル ウィザード1/3」が表示されます。
「元のデータの形式」で「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」が選択されていることを確認して「次へ」をクリックします。
5.「テキストファイル ウィザード2/3」「区切り文字」が選択されていることを確認して「次へ」をクリックします。
※TSV形式:「区切り文字」で「タブ」を選択します。
CSV形式:「区切り文字」で「コンマ」を選択します。
6.「テキストファイル ウィザード3/3」「データのプレビュー」で書式を変更したいフィールドを選択し「列のデータ形式」より希望のデータ形式にチェックを入れます。
先頭の0が消えてしまう問題を解決したい場合、該当のフィールドの「列のデータ形式」は「文字列」を選択してください。
全てのフィールドを文字列で開きたい場合は「データのプレビュー」でキーボードのshiftボタンを押しながら一番右端のフィールドをクリックします。
全てのフィールドの背景が黒くなっていることを確認して「列のデータ形式」より「文字列」にチェックを入れ「完了」をクリックします。
7.開いたExcelから「問合せID」の先頭の0が表示されていることを確認します。
DBのレコード数とExcelで表示した件数に差がある場合
Excelで設定する表示形式が、ダウンロードしたデータの形式に適していない
原因 :Excel上の「テキストファイル ウィザード」で選択する表示形式(元のデータの形式、区切り文字)が、TSV形式やCSV形式のデータを表示する際に適切な設定となっていない可能性がございます。
解消法:Excelにて再度ダウンロードしたファイルを開きなおし、「テキストファイル ウィザード」で表示したいファイルの形式(TSVやCSV)に適している項目を選択した上で、ご確認ください。
登録された文字や記号の影響で発生している
原因 :表示しようとしているデータが、登録されている文字や改行などの影響で、Excel側で正しく読み込まれない事例がございます。
解消法:データをダウンロードする際、他の形式(TSV形式もしくはCSV形式)から再度ダウンロードし、同一の手順でご検証ください。
一括ダウンロード時に抽出条件を指定している
原因 :アプリ利用画面で「全件」ではなく検索条件付きでデータをダウンロードしている可能性がございます。
解消法:レコード一括ダウンロードのファイル生成完了画面で検索条件が「なし(全件)」と表示されているか確認しダウンロードしてください。