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【アップデート情報】ver.2.35(2025年1月15日実施)

2024年12月20日

2025年1月15日実施のver.2.35アップデートに関する主な内容は以下になります。

機能追加・改善

【サイト】

カスタムAPI

ユーザがJSON形式の通信に対応した独自のAPIを作成できる機能を提供します。
APIごとに一意のURLを発行し、リクエストを行うことで、ユーザ自身がPHPでカスタマイズした処理を実行できます。
この機能により、外部サービスとのWebhook連携が可能になり、エンジニアの実装工数を短縮することにも役立ちます。

 

フォームブロック>メールアクションの閲覧/複製機能

フォームブロック>メールアクションの機能において、メールアクションを一覧で閲覧できる機能と、編集対象となるメールアクションについて「直接反映」または「複製」を選べるようになりました。
メールアクション設定はテスト環境と本番環境で共通の設定を参照し連動しているため、テスト環境で動作検証を行う場合は、新たにメールアクションを別設定で同内容の設定を作成して検証する必要がありました。
この機能の提供により、テスト環境で導線上に表示されるメールアクション設定の複製を選択するだけで、本番環境に影響を与えずに事前の動作検証を行うことができるようになります。
また、選択によりテスト環境でのメールアクション設定の変更にて本番稼働中の環境へ直接反映させることも可能になります。

 

認証エリア機能拡張(認証フィールドタイプ拡張)

認証エリアに紐づくログインフォームブロックにおいて、認証フィールドに指定できるフィールドタイプにテキスト、日付、電話番号フィールドを追加します。
ログインフォームブロックは、認証エリアにログインするためのフォームブロックで、今まではパスワードフィールドのみが認証フィールドに使用できましたが、パスワードフィールド以外の認証情報を元にログインができるようになるため、認証が必要なアンケートの一斉配布やメールアドレス情報を取得していない利用者でも利用が可能になります。 

 

レコード一覧取得APIの複数ソート対応

レコード一覧取得APIをリクエストする際に、3つまでソートパラメータを指定できるように改善します。
この機能の追加により、社員一覧において「年齢が若く、あいうえお順」の社員一覧リストを表示するといったことや、「正社員、かつ、就業中、等級の高い順」の社員一覧を表示するといった表現が実現できるようになります

※本機能はAPIのみの提供であり、サイトのレコードリストやアプリ利用画面での利用はできません。

 

外部アクセス制御 > テスト環境アクセス拡張 > Basic認証アクセス機能拡張

テスト環境のBasic認証に最長で設定日より365日先までの有効期間を設定できるように改善します。
デフォルトでも90日間の有効期間を設定するため、Basic認証の閉じ忘れが起きた場合でも不正アクセスを防ぎやすくなります。
※既存設定には反映せず、新規作成分から設定されます。

 

サイトファイルの機能拡張対応

サイトファイルの許可拡張子にzip形式を追加します。

 

サイトファイルモーダル内スクロール改善

同一階層に複数のフォルダ/ファイルがある場合、ファイル挿入モーダルが操作しづらい問題を改善します。

 

仕様変更

【サイト】

サイト>フォームブロック>メールアクションにおける仕様変更①

今まで本番環境で使用されているメールアクションであっても、メールアクションの設定を変更する場合、配信ステータスが「無効」になる仕様でした。

より運用をしやすくするため、今回のフォームブロック>メールアクションの管理/複製機能の提供に合わせて、フォームブロック>メールアクションにて本番環境で使用されているメールアクションを設定する際に直接編集を選択した場合は、配信ステータスを「有効」のまま設定変更ができるように仕様変更します。    

 

サイト>フォームブロック>メールアクションにおける仕様変更②

フォームブロック>メールアクションの管理/複製機能の提供に合わせて不要なメールアクションを削除できるように仕様変更します。
また、削除機能の提供に合わせて1アプリあたりで作成できるフォームブロックのメールアクションの設定数の上限を200にします。

 

認証エリア下の認証ページ、クリックログインページに対するMetaタグのnoindex・nofollow自動付与対応

セキュリティ強化のため、認証エリア下に紐づく認証ページやクリックログインページに対して、サービス仕様としてMetaタグのnoindex、nofollowを自動付与し検索エンジンにインデックスやクローリングさせない仕様に変更します。

 

認証フィールドの設定上限の仕様変更

ログインフォームブロック機能拡張により、従来よりも様々な用途で認証エリアが使用されることが見込まれるため、1サイトあたりの認証エリアの設定上限数を5 → 10に変更します。

 

サイト>ページ>各種ブロック追加における検索条件の仕様変更

ページに既存ブロックを追加する際、検索で使用できるのは識別子でしたが、表示名で検索するよう仕様変更します。

 

フォームブロック>ビジュアル設定>ステップフロー>ステップラベル(アロー)におけるデフォルトソースの仕様変更

各種フォームブロックでビジュアル設定にてステップラベル(アロー)を設定している時、端末によっては不要な区切り線が
表示されるケースを改善するため、ステップラベル(アロー)のデフォルトソースを以下に変更します。
(マーカをした部分が変更点となります。)

※2.35以前に設定しているビジュアル設定のフォームブロックは、アップデート後、デフォルトソース変更差分のソースコードが適用されます。

※2.35以前にビジュアル設定からソース設定に切り替えたフォームブロックは2.35のアップデート後に生成されるデフォルトソースに変更いただくことで当該不具合が解消されます。

デフォルトソース変更差分

.sp-step-flow-f167>.small-setting>.step:before
.sp-step-flow-f167>.small-setting>.step:after {
content:" ";
position:absolute;
top:0;
right:-17px;
border-top:19px solid transparent;
border-bottom:17px solid transparent;
border-left:17px solid #f2f2f2;
left: 100%;
z-index:2;
}

.sp-step-flow-f167>.large-setting>.step:before
.sp-step-flow-f167>.large-setting>.step:after {
content:" ";
position:absolute;
top:0;
right:-17px;
border-top:19px solid transparent;
border-bottom:17px solid transparent;
border-left:17px solid #f2f2f2;
left: 100%;
z-index:2;
}

 

フォームブロックの自動登録における仕様変更

フォームブロックにおいて自動登録に参照フィールドを「値タイプ:固定」で使用しているとき、該当のレコードが削除されている場合に、設定値がそのままになるのではなく、設定値が削除され、再設定を促すエラーモーダルが表示されるように仕様変更します。

 

フォームブロック>確認ステップのデフォルトソースの仕様変更

フォームブロック>確認ステップにおいて、参照フィールドが使用されていた場合、デフォルトソースには単一参照フィールドと複数参照の場合の情報が含まれていないため、
ラベルの設定値が動的に変化しませんでしたが、動的に変化するよう、デフォルトソースを以下のように仕様変更します。(マーカをした部分が変更部分になります。)

※2.35以前に設定しているビジュアル設定のフォームブロックは、アップデート後、デフォルトソース変更差分のソースコードが適用されます。

※2.35以前に設定しているソース設定のフォームブロックは2.35のアップデート後に生成されるデフォルトソースに変更いただくことで当該不具合が解消されます。

デフォルトソース変更差分

<div class="sp-form-label" th:text="${fields['f0xx'].label}">
ID
</div>

リリース画面のレイアウト変更

視認性の向上を目的として、リリース画面のページやブロックなどを選択するメニューを上部からサイドバーで表示するように仕様変更します。

【アプリ】

月日と時刻のフィールドの抽出条件の仕様変更

月日と時刻のフィールドにおいて、12/1~1/10や21:00~1:00といった年跨ぎ日跨ぎを許容しないように仕様変更します。
抽出条件にて月日と時刻のフィールドを使用する際、開始 > 終了となる設定が可能でしたが、月日フィールドは年の情報を持っておらず、時刻のフィールドも日付情報を持っていないため、年跨ぎ、日跨ぎの条件設定をすると、該当期間が存在しなかったり、意図しない抽出条件が設定されてしまっていました。

そのため、開始 < 終了になるよう、入力制限を設けます。  

  

セレクトフィールド/マルチセレクトフィールドの仕様変更

セレクトフィールド/マルチセレクトフィールドの設定画面において、登録レコードで使用されているラベルIDを変更または削除する際のレコードの確認とデフォルト値の確認をするタイミングを、ラベルIDの編集時から「保存」ボタンを押したときに変更します。

この変更により、ラベルIDを編集する際に毎回エラーモーダルが表示されることを防ぎ、編集作業の妨げを解消します。

不具合修正

アプリ利用

・レコード一括更新、レコード一括更新登録の操作権限を持つアプリロール下で100MiB未満であっても、大量のレコードを登録/更新するとエラーが発生する場合がありましたが、100MiBまでのデータであれば登録/更新ができるように修正します。
・ユーザの使用言語が英語であっても、アプリ利用画面でのレコード一括出力時に表示名でダウンロードをすると一部の表示名が日本語で表示されてしまう不具合を修正します。

 

メール配信

・アプリ利用画面>メール配信のテスト配信において、「他DBメールアドレス抽出」による抽出がされてしまう不具合を修正します。

・一斉配信配信や各レコード配信で、条件抽出(高度)を文字数上限付近まで設定すると配信が失敗してしまう不具合を修正します。

 

リリース

・サイト機能で、2階層以上のディレクトリ構成のページをリリースした際に、リリースの確認画面で設置ページの親ページが逆順に結合されて表示されてしまう不具合を修正します。

 

アカウント管理

アカウント管理のセキュリティ設定において、ネットワークアドレス、または、レンジ指定によるIPアドレス制限を設定すると、操作画面およびAPI機能に対するIPアドレス制限が正しく動作しない場合がある不具合を修正しました。(2025年1月15日追記)