【アップデート情報】ver.2.29（2024年1月30日実施）
2024年01月16日
2024年1月30日実施のver.2.29アップデートに関する主な内容は以下になります。
ver.2.29は、Google社のメール送信者のガイドライン内容に基づく機能追加・改善・仕様変更等を行っています。
詳しくは以下をご確認ください。
Google社等送信ガイドライン発表に伴う影響と対応方法が知りたい
機能追加・改善
【アカウント管理】
配信停止メールアドレス機能追加
ワンクリック登録解除された宛先メールアドレスについては、今後、該当差出人メールアドレスからの配信対象に含めないように配信停止メールアドレスとして管理する機能を追加します。
Google送信ガイドラインの要件の一つとなるワンクリックでの登録解除に対応するため、SPIRAL ver.2のメール配信機能に対してList-Unsubscribeヘッダを付与しますが、
Gmail等の特定メーラーにて表示される登録解除のリンクから解除された宛先メールアドレスについては、
該当差出人アドレス（Fromアドレス）からの配信対象に含めないように配信停止メールアドレスとして管理されるようになります。
※ワンクリック登録解除とは、Gmail等の特定メーラー上に表示されるメール登録解除機能のことであり、
ユーザがメール本文内に設定する配信停止用のクリックログインURLとは別の配信登録解除機能です。
詳細は配信停止メールアドレスをご参照ください。
仕様変更
【メール】
メール配信機能に対するList-Unsubscribeヘッダ自動付与対応
Google送信ガイドラインの要件の一つであるワンクリックでの登録解除に対応するため、
SPIRAL ver.2のメール配信機能で配信したメールに対して、List-Unsubscribeヘッダを自動付与する仕様へ変更します。
対象配信機能は以下の通りです。
・アプリ利用の一斉配信
・スケジュールトリガのメールアクション
・フォームのメールアクション
・DBトリガのメールアクション
※サービスから配信される各種通知メール全般は対象外です。
「配信停止メールアドレス」を配信対象から自動除外
アプリ利用の一斉配信、スケジュールトリガのメールアクション、フォーム/DBトリガのメールアクションにおいて、
アカウント管理画面に追加した「配信停止メールアドレス」機能で管理されているメールアドレスについて
差出人メールアドレスと紐づく宛先メールアドレスを配信対象から除外いたします。
（例）「deliver@example.com」が差出人メールアドレス、「spiral.taro@example.com」が宛先メールアドレスとして「配信停止メールアドレス」機能で管理されている場合、
「deliver@example.com」を差出人メールアドレスとして指定した配信機能の宛先からは「spiral.taro@example.com」が除外される。
また、配信設定画面の宛先および試算情報内訳に、「配信停止メールアドレス除外（後）」を追加します。
これにより、該当配信において配信停止メールアドレスに含まれている宛先が配信対象から除外されることを画面上で確認できます。
設定保存時にモーダル追加
DKIM第三者署名状態の差出人ドメインを指定して設定を保存する場合、受信者側の都合によりメールが届かなくなる可能性がある旨の注意モーダルを表示します。
差出人メールアドレスに警告アイコン追加
DKIM第三者署名状態の差出人ドメインを差出人メールアドレスとして指定されている場合、設定画面に警告アイコン（黄色い三角マーク）を表示します。
通知メールに対するDKIM作成者署名対応
サービスから配信される各種通知メールに対してDKIM作成者署名を付与して通知メールを配信します。
【アカウント管理】
差出人ドメインに注意文言追加
アカウント管理のメール差出人ドメイン機能において、DKIM第三者署名状態の差出人ドメインを設定している場合、
受信者側の都合によりメールが届かなくなる可能性がある旨の注意文言を表示する仕様に変更します。
詳細はメール差出人ドメインをご参照ください。
不具合修正
アプリ利用
・参照フィールドに値を含むレコード一括登録において、エラー処理方式でスキップを選択して重複エラーが発生した場合、参照元レコードを削除しても参照先レコードが削除できなくなる不具合を修正します。（2024/02/19追記）
・レコード一括登録において、エラー処理方式でスキップを選択した場合、参照フィールドに不正な値が入力されているレコードもレコード登録されてしまう場合がある不具合を修正します。（2024/02/19追記）
メール配信
・DBトリガのメールアクションにおいて、宛先にユーザフィールドを指定している場合、クリックカウントログ及びHTMメール開封ログが記録されない不具合を修正します。（2024/02/19追記）
・DBトリガのメールアクションにおいて、宛先にユーザフィールドを指定している場合、受信メール内のクリックカウントURLリンクから指定のページへ遷移しない不具合を修正します。（2024/02/19追記）
サイト管理
・本番リリースしたページにおいて、サイトファイルが読み込めない場合がある不具合を修正します。（2024/02/19追記）