【アップデート情報】ver.2.23（2023年3月14日実施）
2023年02月28日
2023年3月14日実施のver.2.23アップデートに関する主な内容は以下になります。
機能追加・改善
【アプリ】
DBトリガ拡張(レコードアクションでの参照先DBのフィールド値対応)
アプリ管理のDBトリガのレコードアクションにおいて、アクション処理マッピングでアクション先フィールドに格納できる値に参照先DBのフィールド値を指定できるようになります。これにより、例えば、セミナー申込DBにセミナー申込情報を格納する際、セミナーマスタや会員DB内の情報を申込DBに格納できるようになります。詳細はDBトリガのレコードアクションをご参照ください。
スケジュールトリガの実行タイミング拡張(「毎日」の複数時刻指定)
アプリ管理のスケジュールトリガにおいて、従来は異なる時刻に同じアクションを実行するにはスケジュールトリガを複数設定する必要がありましたが、今後は、1つのスケジュールトリガ(実行タイミング：毎日)内で最大20個まで複数時刻を設定できるようになります。詳細はスケジュールトリガをご参照ください。
【サイト】
PHPモジュール
サイト内のページ共通で使用するPHPプログラムを1つの場所でまとめて管理できるようになります。これにより、PHPプログラムをライブラリとして参照できるようになり、プログラムの多重管理を抑制し、開発の生産性、保守性を高められるようになります。詳細はPHPモジュールをご参照ください。
PHP拡張(ページのPHPエラー通知/エラーログ対応)
ページのPHPプログラムが実行エラーとなった際、サイト管理権限のあるユーザ宛にメールでPHPエラーを通知し、エラー発生日時をエラーログとしてUI上から確認できるようになります。これにより、PHPエラー発生時にサイト運営を行うユーザがエラー発生を検知しやく、ログ上からエラー発生状況を追跡しやすくなります。詳細はPHPエラー発生時の通知とログをご参照ください。
サイトのテスト環境アクセス拡張
テスト環境にあるサイトに対し、アカウントに参加しているユーザ以外からアクセスできるように、Basic認証および特定IPアドレスからのアクセスを拡張できるようにします。これにより、お客様の関係者間で柔軟に事前確認ができるようになります。詳細はサイトのテスト環境アクセス拡張をご参照ください。
レコード公開範囲/レコードリスト拡張(日時系フィールドとアクセス日の比較抽出)
レコード公開範囲およびレコードリストのフィルタ設定の抽出条件設定において、日時系フィールドの値とアクセス日との比較による動的な抽出をマウス操作で設定できるようになります。これにより、開催日が今日から1か月以内のセミナーのみ表示や1週間以内に更新されたお知らせ情報を一覧表示などのWebサイト作成が可能となります。詳細はレコード公開範囲、レコードリストブロックをご参照ください。
reCAPTCHAパーツ対応ブロック拡張(ログイン、パスワード再登録、レコード照合フォーム)
登録フォームブロックのみで提供していたGoogleが提供するreCAPTCHAをログイン、パスワード再登録、レコード照合フォームでも設定できるようになり、会員サイトに対するスパムやbotなどによる悪質なリクエストから保護できるようになります。
【アカウント管理】
上限・オプション管理/利用状況拡張(サイト内ページ数拡張オプション対応)
アカウント管理の上限・オプション管理から1サイトあたりの作成可能なページ数の上限数を変更できるようになります。
また、アカウント管理の利用状況から月最大値の上限変更履歴を確認できます。
※設定可能なサイトページ数は標準で100ページです。上限が標準提供を超える場合、オプション利用料が発生します。
ユーザ一覧に最終アクセス日を追加
アカウント管理のユーザ一覧で参加中ユーザの最終アクセス日を確認できるようになります。
仕様変更
【サイト】
レコード公開範囲/レコードリストブロックのインデックス対応
レコード一覧表示速度改善を目的に、レコード公開範囲やレコードリストブロックのフィールド条件抽出設定、レコードリストブロックのソート設定において、フィールド条件抽出やソートするフィールドを指定する際、インデックス設定ありのフィールドのみ指定できるように仕様変更いたします。また、インデックス設定を「あり」から「なし」へ更新する際、レコード公開範囲やレコードリストのフィールド条件抽出設定、レコードリストのソートするフィールドを設定している場合、インデックス変更不可とするように仕様を変更いたします。
更新フォームブロックにおける電話番号フィールドの仕様変更
DB上の入力制限にて許可国コードが「全て」の電話番号フィールドを更新フォームで使用している場合に、登録フォームで指定した国と異なる国情報の同一国コード値で表示される場合がある不具合を解消するため、更新フォームブロック上では、国コードのみ表示するよう仕様を変更いたします。
※更新フォームブロック(ビジュアル設定)については、アップデート後、国名無しの国コードのみ表示します。
※2.22以前に、DB上の入力制限にて許可国コードが「全て」の電話番号フィールドを含む更新フォームブロックのソース設定を利用している場合は、2.23後に生成されるデフォルトソースに変更いただくことことで当該不具合が解消されます。デフォルトソースの差分については以下を参照ください。
デフォルトソース変更差分詳細
【変更前】
デフォルト値：なし
<option th:each="countryCode : ${fields['f0X'].countryCodes}" th:value="${countryCode.country.alpha2Code}" th:text="|${countryCode.country.alpha2Code}(+${countryCode.code})|" th:selected="${inputs['f0X:countryCode'] == countryCode.country.alpha2Code}">Item</option>
デフォルト値：引用値
<option th:each="countryCode : ${fields['f0X'].countryCodes}" th:value="${countryCode.country.alpha2Code}" th:text="|${countryCode.country.alpha2Code}(+${countryCode.code})|" th:selected="${defaultCountryCode == countryCode.country.alpha2Code}">Item</option>
【変更後】
デフォルト値：なし
<option th:each="countryCode : ${fields['f0X'].countryCodes}" th:value="${countryCode.country.alpha2Code}" th:text="|(+${countryCode.code})|" th:selected="${inputs['f0X:countryCode'] == countryCode.country.alpha2Code}">Item</option>
デフォルト値：引用値
<option th:each="countryCode : ${fields['f0X'].countryCodes}" th:value="${countryCode.country.alpha2Code}" th:text="|(+${countryCode.code})|" th:selected="${defaultCountryCode == countryCode.country.alpha2Code}">Item</option>
不具合修正
アプリ利用
・レコード一括登録の際、エラー処理方式を「スキップ」にしてアップロードする際、途中でキャンセル処理を実行すると、キャンセル処理までに登録可能なレコードが登録されない場合がある不具合を修正します。
メール配信
・メールアクションのテスト配信において、メールアドレスフィールドの閲覧権限が無い状態でテスト配信を実行しても配信できない不具合を修正します。
・メール配信の差替えキーワードにおいて、差替えキーワードで日時系フィールド、かつ、タイムゾーンフォーマットを指定している場合、日時系フィールドの値がnullのレコードが含まれるメール配信を実行すると、メール配信処理が失敗してしまう不具合を修正します。
サイト管理
・登録、更新フォームブロックのビジュアル設定画面において、確認ステップのボタンのラベル名が「次へ」という誤った文言で表示されてしまう不具合を修正します。
・登録フォームブロックの自動登録において、整数フィールドを引用値で指定、認証DBのレコードIDを格納する設定を行ってもフォームブロックの設定が保存できない不具合を修正します。
・登録、更新フォームブロックにおいて、個別フィールドの設定が不整合でもフォーム保存できてしまう場合がある不具合を修正します。
・共通ソースやページのheadにおいて、不要な縦スクロールが表示されてしまう不具合を修正します。
API
・ベータ版APIリファレンス内のAPIサーバURLが本番環境のURLで記載されている不具合を修正します。今後は、本番およびベータ版の各APIリファレンス内には、本番環境、ベータ環境のAPIサーバURLを併記して表示するようにいたします。
・各種APIでoffsetに一定以上の値を指定してリクエストすると、誤った負の値がnextoffsetにレスポンスされる場合がある不具合を修正します。