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【アップデート情報】ver.2.32(2024年8月6日実施)

2024年07月18日

2024年8月6日実施のver.2.32アップデートに関する主な内容は以下になります。

機能追加・改善

【メール】

配信停止URL

メール配信機能において、メール本文内に配信停止専用のURLを挿入することができるようになり、
配信停止情報は「アカウント管理>配信停止メールアドレス」機能に配信停止メールアドレスとして一元管理できるようになります。
従来、アカウント管理>配信停止メールアドレス機能は、List-Unsubscribeヘッダによるワンクリック登録解除のみから登録できる機能となっており、
メール本文からの配信停止は、サイト機能を利用し任意のDBで配信停止メールアドレスを別々に管理する必要がありました。

メール本文に配信停止専用のURLを挿入し、その導線から「アカウント管理>配信停止メールアドレス」へ登録することで一元管理が実現できます。
また、誤ってワンクリック登録解除をしてしまった場合に、同様のURLから再購読を行えるようになります。

詳細は配信停止メールアドレスをご参照ください。(2024/08/06追記)

仕様変更

【サイト】

ブロックのビジュアル設定におけるテキストパーツのスタイルシート読み込み優先順位の変更

ブロックのビジュアル設定のテキストパーツは、ノーコードでWordのように文字に装飾やインデントの設定ができる機能ですが、テキストパーツのデザイン情報は設定保存時には全てstyle属性に変換する仕様となっていたため、デザインが狙った順番で適用されなかったり、変換処理による様々な不具合を引き起こす原因にもなっていました。

この問題を解決するため、テキストパーツ内で設定されたスタイル( 文字サイズや、文字色といった文字自体の装飾を除いた「ブロック引用」「コード」「コードブロック」など文章の体裁を整えるデザイン)が付与された場合は、class属性を付与し、CSSでスタイルを管理する仕様に変更いたします。

この仕様変更により不具合を起こしにくくなるだけでなく、利用ユーザは今までは対応の難しかった、ビジュアル設定のまま共通CSSやページのCSSを使用して、テキストパーツのデザイン部分にもデザイン適用を行いやすくなりました。

また仕様変更に伴い、新たに1つのCSSのスタイルシートがheadに追加されます。


変更前と変更後の優先順位については以下のとおりです。

 ・変更前
  1.ページ・ブロック・共通ソースの設定において、 ユーザが !important で指定されたスタイル
  2.テキストパーツによって指定されたスタイル (インライン スタイルとして保存)、
   テキストパーツでユーザーが設定した個別のスタイル (フォントの色、フォント サイズなど)
  3.ブロック>CSSタブで設定される スタイルシート ※
  4.ページ>CSSタブで設定される スタイルシート ※
  5.共通ソース>CSSで設定される スタイルシート※

   ※!important以外

 

 ・変更後
  1.ページ・ブロック・共通ソースの設定において、 ユーザが !important で指定されたスタイル
  2.テキストパーツでユーザーが設定した個別のスタイル (フォントの色、フォント サイズなどはインライン スタイルとして保存されます)
  3.テキストパーツによって指定されたスタイルシート。(「ブロック引用」「コード」「コードブロック」など文章の体裁を整えるデザイン
  4.各種ブロック>CSSタブで設定される スタイルシート ※
  5.ページ>CSSタブで設定される スタイルシート ※
  6.共通ソース>CSSタブで設定される スタイルシート※
   ※!important以外
    
なお、今回のアップデートにおいて推奨環境では上記変更後の優先順位を覆すCSS設定を行なっていない限り、既存ブロックへの影響はありません。

【アプリ / サイト】

スケジュールトリガのメールアクション>トリガ日時との関係抽出、レコードリスト/レコード公開範囲>アクセス日との関係抽出の検索条件に関する仕様変更
レコードリスト/レコード公開範囲>アクセス日との関係抽出「日時」/「日付」/「月日」フィールドと、スケジュールトリガのメールアクション>トリガ日時との関係抽出の「月日」フィールドの条件設定において、「の〇日前」または「〇日後」を設定している場合、月日を抽出する際は直接”mm-dd”形式で出力していますが、年を跨いだ条件式を設定した際、閏日(2/29)の扱いが考慮されず、操作画面上の表記と実際に配信や表示されるレコードと異なるケースが存在しました。

そのため、以下の条件で設定したときに”yyyy-mm-dd”形式に変換した上で計算をするようにすることで、閏日(2/29)を考慮した処理ができるように仕様変更いたしました。

 

・スケジュールトリガのメールアクション>トリガ日時との関係抽出:「月日」フィールドを使用して、「月日」の「の〇日前」または「〇日後」を設定する場合

・レコードリスト/レコード公開範囲>アクセス日との関係抽出の検索条件:「日時」/「日付」/「月日」フィールドを使用して、「月日」の「の〇日前」または「〇日後」を設定する場合

【メール】

クリックログインURL設定時の有効期限のデフォルト値の仕様変更

メール配信で設定されるクリックログインURLの有効期限において、有効期限設定時のデフォルト値は「31日間」でしたが、今後は「1日間」に仕様変更いたします。
※有効期限を分単位で設定する際のデフォルト値は、従来通り15分間のままです。

不具合修正

API

DB設定を変更するAPIにおいて、DBのフィールド削除を行う場合に、存在しないフィールドIDを配列指定してもエラーがでず、HTTPステータスコードで200を返してしまう不具合を修正します。

アカウント管理

・APIエージェントに対して接続元IPアドレスの制限を行っても、指定したIPアドレスからリクエストがエラーになってしまう場合がある不具合を修正します。

サイト管理

・認証エリアに紐づく認証DBを含むアプリを削除した場合、サイト機能の認証エリアが表示されない、かつ、新規で認証エリアが作成できなくなる不具合を修正します。

 今後については、認証DBが削除された認証エリアをクリックすると、該当の認証エリアに紐づく認証DBが存在せず、認証エリアの削除を案内するエラーモーダルが表示されます。(2024年8月22日追記)

・認証エリア内に設置、かつ、ログインフィルタが設定されているレコードリストでNull検索をすると、エラーが表示される不具合を修正します。(2024年8月22日追記)