

【アップデート情報】ver.2.38(2025年7月15日実施予定)
2025年07月01日
2025年7月15日実施予定のver.2.38アップデートに関する主な内容は以下になります。
機能追加・改善
【アプリ】
配信エラー抽出の一括ダウンロード/一括ファイルダウンロード対応
レコード詳細検索において、配信エラー抽出の検索結果を「一括ダウンロード(検索結果)」および「一括ファイルダウンロード(検索結果)」に反映するよう改善します。
【サイト】
締切残件数の通知メール対応
登録フォームブロックのフォームの締切設定において、締切件数に近づいた場合、通知メールを配信できるよう改善します。
通知タイミングは、ユーザが指定した締切残件数に達した時です。
通知対象は、サイト管理権限(設定)をもつユーザです。
【アカウント管理】
レコード操作履歴の配信エラー抽出対応
レコード操作履歴のレコード一括ダウンロード履歴詳細画面において、配信エラー抽出情報を追加表示します。
【API】
各種レコード一括出力依頼APIの配信エラー抽出対応
レコード一括出力依頼を作成APIのリクエストボディにemailErrorを追加し、配信エラー抽出条件でレコード一括出力できるよう改善します。
また、以下APIのレスポンスに配信エラーのメールアドレスによる抽出を表すemailErrorを追加します。
- レコード一括出力依頼一覧を取得API
- レコード一括出力依頼を取得API
- レコード一括出力依頼をキャンセルAPI
APIリファレンス(レコード一括出力依頼を作成API)追記
レコード一括出力依頼を作成APIに、一度に30ファイルを超える依頼があった場合は30ファイルを超えて必要なファイルが全て生成される旨を追記します。
【PHP】
禁止関数・PHPクラス・パラメータの保存時の注意モーダル追加
PHPを設定、保存する際、SPIRAL ver.2で制限されている関数、PHPクラス、パラメータと同一文字列が含まれている場合、注意モーダルを表示するよう仕様変更します。
PHP7.4で使用できない関数・PHPクラス・パラメータ等一覧
PHP8.1で使用できない関数・PHPクラス・パラメータ等一覧
【ユーザ設定】
通知メール設定拡張(フォーム締切残件数対応)
通知メール設定において、登録フォームブロックの締切残件数の通知メール対応に伴い、フォームブロックの締切残件数の通知設定を追加します。
仕様変更
【フィールド】
ファイルフィールド許可拡張子「.svg」のセキュリティ強化を目的とした非推奨対応
・アプリ管理>DB>フィールド詳細設定において、ファイルフィールドの登録制限の許可拡張子で、当該拡張子を画像カテゴリからその他カテゴリに仕様変更します。
・DBのフィールド詳細設定において、ファイルフィールドの登録制限の許可拡張子で、当該拡張子にチェックを入れると注意モーダル表示されるよう仕様変更します。
・サイト管理>登録フォームブロックおよび更新フォームブロック>フィールド設定において、ファイルフィールドの許可拡張子で、当該拡張子を画像カテゴリからその他カテゴリに仕様変更します。
・サイト管理>登録フォームブロックおよび更新フォームブロック>フィールド設定において、ファイルフィールドの許可拡張子で、当該拡張子にチェックを入れると注意モーダルが表示されるよう仕様変更します。
・サイト管理>サイトファイル>サイト挿入において、当該拡張子のファイルを追加した場合、注意モーダルが表示されるよう仕様変更します。
・APIリファレンス>ファイルをアップロードAPIにおいて、当該拡張子のファイルには、セッションハイジャックやオープンリダイレクトに利用され得る悪意あるスクリプトが含まれている可能性がある旨の注意文言を追記します。
※現在の当該拡張子の設定内容は仕様変更後も引き継がれます。
ファイルフィールド許可拡張子「.doc、.xls、.ppt、.odt、.ods、.odp」のセキュリティ強化を目的とした非推奨対応
・アプリ管理>DB>フィールド詳細設定において、ファイルフィールド追加時に登録制限の許可拡張子で、デフォルトでドキュメントを「一部許可する」にし、当該拡張子のチェックを外した状態になるよう仕様変更します。
・アプリ管理>DB>フィールド詳細設定において、ファイルフィールドの登録制限の許可拡張子で、当該拡張子にチェックを入れると注意モーダルが表示されるよう仕様変更します。
・サイト管理>サイトファイル>サイト挿入において、当該拡張子のファイルを追加した場合、注意モーダルが表示されるよう仕様変更します。
・APIリファレンス>ファイルをアップロードAPIにおいて、当該拡張子のファイルには、マルウェアの実行に利用され得る悪意あるマクロが含まれている可能性がある旨の注意文言を追記します。
※現在の当該拡張子の設定内容は仕様変更後も引き継がれます。
【サイト管理】
認証レコード値挿入のデフォルトソース変更
認証エリア>認証ページ(ソース設定)>認証レコード値挿入において、参照先DBのレコードIDを選択した際のデフォルトソースを変更します。
これにより、フォームブロック>引用値表示パーツ>認証レコード引用で参照先DBのレコードIDを指定した場合と同じ挙動となり、レコード公開範囲外の場合やレコード公開範囲設定が除外された場合でも、ページアクセス時に認証レコード値であるレコードIDが表示されます。
また、参照フィールドが複数参照の場合はプレビュー画面でも、サンプル値が複数表示されるようになります。
デフォルトソース変更差分(単一参照)
【変更前】
<span th:text="${siteClient.record[field_id] != null} ? (${siteClient.record[field_id]['_id']} ?: '値なし')">12345</span>
【変更後】
<span th:text="${siteClient.referenceRecord[field_id] != null} ? (${siteClient.referenceRecord[field_id]['_id']} ?: '値なし')">12345</span>
デフォルトソース変更差分(複数参照)
【変更前】
<th:block th:each="referenceRecordValue, stat : ${siteClient.record[field_id]}">
<span th:text="${referenceRecordValue['_id'] != null} ? ${referenceRecordValue['_id']} : '値なし'">12345</span>
<span th:if="${!stat.last}">,</span>
</th:block>
【変更後】
<th:block th:if="${siteClient.referenceRecord[field_id] != null}">
<th:block th:each="referenceRecordValue, stat : ${siteClient.referenceRecord[field_id]['_id']}">
<span th:text="${referenceRecordValue}">12345</span>
<span th:if="${!stat.last}">,</span>
</th:block>
</th:block>
不具合修正
アプリ利用
・一斉配信の配信設定一覧画面において、件名を入力し検索ボタンを押しても検索されない不具合を修正いたします。
・一斉配信において、配信設定を複製する際、クリックカウントおよびHTML開封確認の設定内容が複製されない不具合を修正します。
アプリ管理
・DBのフィールド詳細設定において、整数フィールドの入力制限の最小値・最大値に「0」が設定できない不具合を修正します。
メール配信
・メール配信の配信ログにおいて、ダウンロードに時間がかかる場合がある不具合を修正します。
サイト管理
・削除フォームブロックにおいて、メールアクションのステータスが無効化で設定した状態で、レコード削除を実行するとエラーが発生する不具合を修正します。
・ページ設定において、親ページ変更または子ページ作成を行い、親または子に指定したページを表示させるとエラーが発生する場合がある不具合を修正します。