【アップデート情報】ver.2.25(2023年7月4日実施)
2023年06月19日
2023年7月4日実施のver.2.25アップデートに関する主な内容は以下になります。
機能追加・改善
【サイト】
レコードリストブロック、レコードアイテムブロック拡張(ビジュアル設定対応)
DB内のレコード情報をWeb上に表形式で公開するレコードリストブロックや、レコード1行ごとに詳細なWebページを生成するレコードアイテムブロックをHTML編集することなくコンテンツ作成や編集が可能となります。
これにより、セミナーやニュース、カタログなどの情報をデータベース管理しながら、Web表示に連動したページをマウス操作で簡易的に作成しやすくなります。
詳細はレコードリストブロックのビジュアル設定、レコードアイテムブロックのビジュアル設定をご参照ください。
認証エリア拡張(認証ページのビジュアル設定対応)
会員サイトを作成できる認証エリア下のページ設定において、認証ページのビジュアル設定を追加することで、HTML編集することなく認証ページが作成でき、各ブロックのビジュアル設定と組み合わせることで、マウス操作で簡易的な会員サイトが作成しやすくなります。
※認証ページのビジュアル設定の場合、認証レコード値挿入、ページ内リンク、サイトファイル、ログアウトリンクはブロック上に設定します。
詳細は認証エリアをご参照ください。
【メール配信】
DBトリガ/フォームのメールアクション拡張(参照先DBとデータ連携する別の参照先DB内に含まれるメールアドレスの宛先指定対応)
DBトリガの非同期アクション(メールアクション)、フォームのメールアクションにおいて、参照元DBと関連する参照先DBのさらに別の参照先DB内のメールアドレスを宛先に指定し、参照元DBにレコード登録、更新、削除されたタイミングでメール配信できるようになります。
これにより、例えば、セミナー申込DBに申込情報を格納する際、参照先のセミナーマスタDBとデータ連携しているセミナー講師マスタ内のセミナー講師メールアドレス宛にメール配信することができるようになります。
※本番環境のフォームのメールアクションの手動配信において、参照先DBのさらに参照先DB内に含まれるメールアドレス宛の手動配信は、今後のアップデートで順次対応予定です。
詳細はフォームのメールアクション、DBトリガの非同期アクションをご参照ください。
【API】
複数レコード削除API拡張(入力必須かつユニークのフィールドによる削除キー指定対応)
指定したレコードを最大1,000件まで一括削除できるAPI(/apps/{app}/dbs/{db}/records/bulk)において、削除対象のレコードを特定する削除キーとして、レコードID以外に入力必須かつユニークのフィールドでも特定できるようになりました。
これにより、外部システムからSPIRAL ver.2のDB内に登録されているレコードを削除する際、会員IDや会員メールアドレスなどで使用するフィールドをキー情報として使用することができます。
※キー情報として指定可能なフィールドタイプは、テキストフィールド、メールアドレスフィールドのみです。
※従来のレコードID指定による複数レコード削除は引き続き利用可能です。
※API1.1のみ対応しております。詳細はAPIリファレンスをご参照ください。
仕様変更
【サイト】
認証ページのデフォルトソースフォーマット変更(ログアウトリンク自動挿入対応)
認証エリアに紐づく認証ページの設定において、従来は認証ページ内にログアウトリンクを設定する場合、都度、ユーザにて認証ページを編集、ログアウトリンクを挿入する必要がありましたが、今後は、認証エリアや認証ページ作成時に、認証ページ内にログアウトリンクを自動挿入するように機能拡張するため、認証ページのソースフォーマットの仕様を変更いたします。
※認証エリアや認証ページのビジュアル設定を作成する場合、ログアウトリンクを含むフリーコンテンツブロック(ビジュアル設定)を配置した認証ページを、都度、作成します。
デフォルトソース変更差分詳細
【変更前】
<div>body以下の要素を記述してください</div>
【変更後】
<!-- body以下の要素を記述してください --> <a href="#" data-logout>Logout</a>
不具合修正
アプリ管理
・DB設定において、電話番号フィールドの許可国コードに「アルメニア(+374)」と表示すべきところ、「アンギラ(+1)」で表示してしまう不具合を修正します。
・DB設定において、認証エリアのIDフィールドに指定するメールアドレスフィールドに対してドメインによる入力制限を設定すると、ログインフォームから正しい認証情報を入力してもログインできなくなる場合がある不具合を修正します。
・アプリロール設定において、参照先DBのレコード一覧に作成日時、最終更新日時を表示する設定をしていても、アプリ利用画面上では値がNULL表示される不具合を修正します。
・スケジュールトリガの設定において、ユーザのタイムゾーンとスケジュールトリガの実行タイミングのタイムゾーンが異なる場合、スケジュールトリガの実行タイミングを編集時に指定した日時が異なる日時で設定、保存されてしまう場合がある不具合を修正します。
メール配信
・メール配信設定において、件名にテキストエリアの差替えキーワードを含めた設定を保存できてしまう場合がある不具合を修正します。今後は、新規設定、既存設定関わらず、件名にテキストエリアの差替えキーワードを含む配信設定を保存することはできないようにいたします。
・スケジュールトリガのメールアクション設定において、配信設定の条件抽出に一致しないアドレスをテスト配信の宛先に指定した場合、宛先メールアドレスに配信されない不具合を修正します。
サイト管理
・レコードリストブロック、レコードアイテムブロックにおいて、ラベルIDが4以上の値で指定した選択肢を含むセレクト、マルチセレクトフィールドをブロック内に使用すると、ブロックの設定保存時にエラーが発生し保存できなくなる不具合を修正します。
・登録フォームブロックにおいて、自動登録の設定後、ブロック設定の保存ボタンをクリックせずに、他の設定に切り替えると自動登録で設定した内容がクリアされてしまう不具合を修正します。
・サイトの公開ステータスにおいて、サイトの公開ステータスを非公開にするとテスト環境にも非公開状態が適用されてしまい、認証ページ内のログアウトをクリックすると、404エラーが表示されてしまう不具合を修正します。
・サイトの公開ステータスにおいて、サイトの公開ステータスを非公開にするとテスト環境のrobots.txtが有効にならない不具合を修正します。