参照フィールド(データ連携)
目次
機能概要
参照フィールドとは、同一アプリ内にある別のDBのレコードをマスタとして参照して、レコード同士をデータ連携させることができるフィールドタイプです。
例えば、会社内の部署を1つのDBで管理し、社員DBから部署DBを参照することで、部署の変更/修正等があった際に社員DB側を編集せずに管理することができます。
また、登録フォームブロックの使用フィールドに参照フィールドを追加することで、フォームからレコード登録時に自動でデータ連携させたり、完了ステップで参照先DBのフィールドの値を表示させること等ができます。
詳しくはサイトの参照フィールドをご参照ください。
機能仕様
・参照先に指定できるのは同一アプリ内の別DBのみとなります。
・参照先に指定したDBのレコードをラベルとして表示するフィールドは、入力必須かつユニークのテキストフィールド、メールアドレスフィールド、またはレコードIDのみとなります。
・設定済みの参照フィールドの参照レコード数を変更することはできません。
・その他詳細仕様については、フィールドタイプリファレンスをご確認ください。
参照フィールドの設定(アプリ管理>DB>フィールド設定)
1.アプリ管理画面
同一アプリ内に参照元DB(社員DB)と参照先DB(部署マスタDB)を作成します。
既に存在するDB同士を連携したい場合は不要です。
(DB一覧)
(社員DB詳細)
(部署マスタDB詳細)
2.フィールド追加画面
参照元DB(社員DB)に「参照フィールド」を追加します。
3.参照元DBでの見え方(フィールド一覧タブ)
追加した参照フィールドは以下のように参照先のDB名が表示されます。
4.参照先DBでの見え方(参照元タブ)
参照先DBの「参照元DB」のタブに参照元DBとの連携情報が追加されます。
連携先のマスタ情報を関連付けして、レコード登録する(アプリ利用>レコード登録)
1.アプリ利用>レコード一覧
アプリ利用画面に移動し、レコード追加ボタンをクリックします。
レコード追加モーダル
参照先レコードでは参照設定時に指定したラベルフィールドとレコードIDで検索できます。
「レコード詳細検索」をクリックすると詳細モーダルが表示され参照先レコードの情報が詳しく表示されます。
参照先レコード選択モーダル
レコード詳細検索をクリックすると参照先フィールドの詳細が表示されます。
2.レコード一覧画面
所属部署欄に参照先レコードの情報が表示されます。
3.レコード詳細画面
レコード詳細画面では以下のように参照先のDB名とラベルフィールド名が表示されます。
4.レコード一括処理
アプリ利用画面においてレコード一括登録などのファイル一括処理で、参照フィールドに対して一括処理を行うことができます。
詳細については、フィールドタイプリファレンスをご確認ください。
5.その他
サブラベルフィールド
参照フィールドのラベルフィールドで指定したフィールド以外に、参照先DBの任意のフィールドの値をサブラベルフィールドとして表示することができるようになります。
これにより、例えば、数字記号アルファベットの文字列を格納する「部門ID」フィールド以外に、サブラベルフィールドに「部門名」を指定することで、
部門ID(部門名)と表示されるようになり、どの部門と紐づているのか識別しやすくなります。
設定可能なフィールドタイプの条件などの詳細は「アプリ利用画面のカスタマイズ」をご確認ください。
▽サブラベルフィールド設定後(レコード一覧)
▽サブラベルフィールド設定後(レコード詳細)
参照フィールドのメールアドレスにメール送信する(アプリ利用>一斉メール配信)
1.アプリ利用>レコード一覧>メール配信タブ
アプリ利用画面から「メール配信」タブをクリックします。
メール配信一覧画面が表示されます。タブ下の「+」ボタンをクリックしてください。
2.レコード一覧>メール配信タブ
メール配信設定の宛先フィールドのプルダウン内で参照先DBにメールアドレスフィールドがある対象を選択できます。
詳細は一斉メール配信をご確認ください。