DBトリガのメールアクション
機能概要
DBトリガのメールアクションは、非同期アクションとして登録、更新、削除といった単一レコード操作をきっかけにして、メール送信を実行する機能です。
※非同期アクションの機能仕様はこちらを参照ください。
DBのレコードや固定のメールアドレス宛にメールを送信できるアクションが設定できます。
例えば、以下のようなことが実現できます。
・顧客からの問い合わせ発生時、担当者が回答内容をDBに登録するとお客様へ回答メールが自動送信される。
・営業担当者が案件獲得時に案件ステータスを更新すると社内関係者へ案件獲得通知メールが自動送信される。
・会員管理において、解約処理等で会員情報が削除された場合に、関係者宛に解約処理完了通知が自動送信される。
機能仕様
基本設定
表示名と識別名を入力してください。DBはDBトリガで使用しているDBになります。
表示名と識別名は同一アプリのメールアクション内でユニークです。対象は以下機能です。
・DBトリガのメールアクション
・スケジュールトリガのメールアクション
・フォームのメールアクション
経路条件 (すべての経路) |
操作画面、API、フォームのどの経路を使用しても、アクション元DBにレコードを登録/更新/削除する場合にメールアクションが発動されます。 |
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経路条件 (一部の経路) |
操作画面、API、フォームいずれかの経路を使用して、アクション元DBにレコードを登録/更新/削除する場合にメールアクションが発動されます。 |
宛先
指定方法 |
レコード:DB内のメールアドレスフィールド、ユーザフィールドを指定 固定 :手動で宛先メールアドレスを入力 |
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~レコード指定の場合~ フィールド(To) |
以下のいずれかのメールアドレスフィールドを指定します。 ・DBトリガを設定するDBに含まれるメールアドレスフィールド、ユーザフィールド(メインメールアドレス) ・DBトリガを設定するDBの参照先DBに含まれるメールアドレスフィールド、ユーザフィールド(メインメールアドレス)(1レコード参照の場合に限る) ※ユーザフィールドは DBトリガ>非同期アクション>メールアクション でのみ利用可能 ・DBトリガを設定するDBの参照先DB(参照先DB1)に別の参照先DB(参照先DB2)を指定する参照フィールドが含まれる場合、 |
~固定指定の場合~ メールアドレス(To) |
通知先メールアドレスを手動で入力します。 ※改行区切りで複数入力できます。入力可能な上限数はこちらをご参照ください。 |
配信条件(条件抽出) |
常時配信 :常に指定した宛先に配信されます。 条件付き配信:登録・更新・削除されたレコード内容が抽出条件に一致した際に配信されます。 ※条件付き配信の設定例はこちら ■簡易抽出 宛先DB内のフィールドの値で条件抽出します。 ※参照フィールドを指定する場合、参照先DBのレコードで抽出します。 ■高度な条件抽出 条件式による抽出条件指定が可能です。 |
配信条件(他DBメールアドレス抽出) |
メールアドレスを含むDBのみ選択できます。 ※宛先フィールドがユーザフィールド(メインメールアドレス)の場合は使用できません。 |
配信エラー除外 |
メール配信エラー機能に登録されているメールアドレスを宛先から除外します。 エラーの発生した回数が1~3回の範囲で指定が可能です。 |
配信停止メールアドレス除外 | 配信停止メールアドレスで管理されている差出人メールアドレスが設定された配信において、該当の差出人メールアドレスと紐づく宛先メールアドレスを配信対象から自動的に除外します。 |
差出人
メールアドレス(from) |
ドメインはメール差出人ドメインで登録した有効になっているドメインが選択できます。 |
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差出人名 |
メールの差出人欄に表示される名前です。 受信時にメーラーで表示される「メルマガ事務局」の部分になります。
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返信先メールアドレス (Reply-To) |
メールソフトの返信機能を使用した返信の場合、 メールアドレス(from)宛ではなく、返信先メールアドレスが指定されます。 |
コンテンツ
件名 |
メールの件名 |
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タイプ |
・テキスト ・HTML ・マルチパート(ひとつの配信設定でテキストとHTML両方を指定し、一回の送信で両方のコンテンツを送信します。受信者のメーラー設定によっていずれかが表示されます。) |
本文 |
メールの本文 HTMLを選んだ場合はプレビューアイコンが表示されます。 |
差替え キーワード |
件名と本文で使用可能です。 差替えキーワードは、件名および本文の「{{ }} 」アイコンから挿入できます。
・登録元DBの差替えキーワード:{{@DB識別名.フィールド識別名}}でDBフィールドにある値を自動で表示します 例:DB識別名が「DataBase」、フィールド識別名が「name」の場合、 {{@DataBase.name}}と記述することで、 DataBaseというDB内にあるnameというフィールド識別名のフィールド値が表示されます。
・参照先DBの差替えキーワード:{{@DB識別名.参照フィールド識別名.参照先DBフィールド識別名}}で 参照先DB内のフィールドにある値を自動で表示します。 例:DB識別名が「DataBase」、参照フィールド識別名が「department」、参照先DBフィールド識別名が「departmentmail」の場合、 {{@DataBase.department.departmentmail}}と記述することで、 参照先DB内に含まれるフィールド識別名のフィールド値が表示されます。 |
配信停止URL
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メール本文中にメールの配信停止URLを挿入できます。 ・受信者は配信停止URLからメール配信停止手続き後、同じ差出人メールアドレス(Fromメールアドレス)から配信されたメール本文の配信停止URLから、メール配信再開手続きを行なえます。 |
クリックカウント HTMLメール開封確認 |
メール本文に記載されているURLのクリック数やHTMLメールが開封されているかを確認する機能です。詳しくはメールのクリックカウント/HTMLメール開封確認をご参照ください。 ※メールアクションの宛先が「レコード指定」のみ、クリックカウント、HTMLメール開封確認が使用できます。 |
クリックログイン設定 |
有効期限のある認証パラメータ付きURLをクリックするだけで認証エリア内ページにログインできる機能です。詳しくはクリックログインの作成をご参照ください。 |
差替えタイムゾーン |
日時型フィールドの差替え時に表示される時間を希望するタイムゾーンで表示できる機能です。 詳しくはタイムゾーンをご参照ください。 |
使用できない差替えキーワード
件名 |
テキストエリア ファイル パスワード 参照フィールド(複数レコード参照) 参照先DBのテキストエリア 参照先DBのファイル 参照先DBのパスワード 参照先DBの参照フィールド 参照先DBのさらに別の参照先DB内に含まれるフィールド全般 ユーザフィールド |
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本文 |
ファイル パスワード 参照フィールド(複数レコード参照) 参照先DBのファイル 参照先DBのパスワード 参照先DBの参照フィールド 参照先DBのさらに別の参照先DB内に含まれるフィールド全般 ユーザフィールド |
UI:アクション作成
1.アプリ管理画面
アプリ管理画面からDBトリガの非同期アクションを作成します。
アプリ管理の左メニューから「DB」をクリックし、トリガを設定するDBを選択します。
2.アクション作成モーダル
「トリガ」タブをクリックし、DBトリガの種類を選択し、非同期アクションの「+」ボタンをクリックします。
プルダウンから「メール配信」を選択します。
3.経路条件設定
アクション発動のきっかけとなるレコード操作について、操作経路をアクション発動の条件に設定します。
すべての経路または一部の経路(操作画面、API、フォーム)を選択します。
その他、メールアクション作成モーダルの必要項目を入力し「作成」ボタンをクリックします。
レコード指定の宛先フィールド(To)の表示フォーマット
※宛先をメールアドレスフィールドで指定する場合、以下のようなフォーマットで表示します。
メールアドレス指定の条件 |
表示フォーマット |
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DBトリガを設定するDBに含まれる メールアドレス指定の場合 |
DB内に含まれるメールアドレスフィールド表示名 |
参照先DB内のメールアドレス指定の場合 |
参照フィールド表示名 > 参照先DB内に含まれるメールアドレスフィールド表示名 |
参照先DB内に別の参照先DBを参照する 参照フィールドが含まれている場合 |
参照フィールド表示名 > 参照先DBの参照フィールド表示名 > 参照先DBのさらに別の参照先DB内に含まれるメールアドレスフィールド表示名 |
メールアクションの配信ログ
詳細は配信ログをご確認ください。